境内案内
瑞光院の参詣口から、奥にすすんで滝行場までご案内します。
修行大師
当山参詣の入り口には、修行大師が祀られ、「浪切不動尊」と書かれた石碑があります。
柴燈護摩修行場
少し柴燈護摩修行のために整地された場所です。正面に不動明王像がお祀りされ、この尊を通して本堂を遙拝するかたちとなります。その左手には石窟があり、修験道の開祖である役行者がお祀りされています。
水子供養地蔵
赤ん坊を慈しむやさしい眼差しの水子供養地蔵がお祀りされています。
当山では、所願成就のご祈祷だけでなく、先祖回向や水子供養なども厳修しています。
信徒会館
寺務所や受付帳場もとしても使われ、参詣者やスタッフが休らう場所でもあります。
たまには、住職が寝袋を持ってきて泊まることもあります。
そのときはお酒を飲みません。
シュラフで寝ます。(・・。)ゞ
本堂前の橋
信徒会館側から本堂側に渡るために橋が掛けられています。
平成25年に襲った台風18号は、瑞光院にも甚大な被害をもたらしました。土石流によって境内の地形が変わり、この橋の手前が激流によって大きくえぐりとられ、暫くは本堂に行くことが困難な状況でした。
しかし、多くの灯籠などが流されたものの、幸いにも本堂や境内に祀られている全ての尊像霊体は一体も流されず無事でした。
とりわけ、巨大岩石が激突して止まったこの橋は、欄干が壊れたものの、破壊の難を逃れ決して落ちなかった堅牢強固な橋で、われわれは大変有り難いことだと感謝しています。
まだその傷痕が少し残っていますので、早急に修復する予定です。(写真は修復終了後に掲載します)
本堂
当山のご本尊、秘仏浪切不動明王をお祀りする本堂です。
正面には秘仏が納められた御逗子と、かわってお姿を示される御前立、脇には聖観音や大黒天が鎮座。真言宗の開祖・弘法大師も祀られています。
右手奥の方には千手観音と大杉大権現が祀られ、今もなお大杉は本堂の屋根を突き抜けて天高くそびえ立っています。
龍神・辨天
本堂のすぐ奥には、龍神様と辨天様が祀られています。
お不動様の火と、龍神様の水によって、清めのはたらきをいただいています。
滝行場
清浄なる聖水が落ちる滝場では、水行が行われてきました。
行場の横では、行者を守護する不動尊や辨財天が祀られています。